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理学療法によって腱板修復術を回避できるか?

理学療法によって腱板修復術を回避できるか?という良い記事があったのでシェアします。
Can Physical Therapy for Rotator Cuff Tears Prevent Surgery?
http://www.mikereinold.com/2013/11/can-physical-therapy-rotator-cuff-tears-prevent-surgery.html

腱板修復術は25-90%“失敗”とされるにもかかわらず、多くの患者さんは「痛みが減った」「可動域が改善した」「生活に復帰できた」と言ってその結果に満足します。90%もの手術が“失敗”と評価されるのに、患者さんの機能や満足度が向上する。それなら、理学療法単独で「痛みを減らして」「可動域を回復して」「生活に復帰させる」ことができるんじゃないの?という疑問が生じます。

そんなクリニカルクエスチョンに答えてくれたのが、最近公表されたこの論文。
[Kuhn 2013, J Shoulder Elbow Surg. Effectiveness of physical therapy in treating atraumatic full-thickness rotator cuff tears: a multicenter prospective cohort study.]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23540577

対象は非外傷性腱板断裂患者452名(フォローアップ完了は381名)、平均年齢62歳(31-90歳)で、腱板筋力強化、軟部組織モビライゼーション、関節モビライゼーションに焦点を当てた理学療法を6-12週受けた。

介入後6週の時点で対象者の9%が手術を選択した。12週でさらに6%の患者が手術を選択し、2年間のフォローアップ中に合計26%の患者が手術に至った。結果として、75%の腱板断裂患者は理学療法によって手術を回避することができた。

この結果が示すように、手術の必要のない腱板損傷患者はたくさんいると思います。保存療法の適応と限界を正しく知って、患者さんに選択肢として提示できるようにしたいですね。




腱板損傷 1713107742695210699

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